セルフレスキュー: ルーフでフォールしたとき

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マルチピッチルートでは、突然難しい状況に陥ってしまうことがあります。例として、リードクライマーがルーフを越える手前でフォールし、空中にぶら下がった状態になることがあります。ロープにも壁にも手が届かず、セカンドにロワーダウンしてもらうにもロープが足りないという状況を想像してください。解決策は自力でロープを登るということしかありません。その際アッセンダー『タイブロック』、ビレイデバイス『ルベルソ』、スリング及びクイックドローが重要な役割を果たします。

警告

  • 以下の補足情報を読む前に取扱説明書をよく読んでください
  • ここで紹介する技術を使用する前に、取扱説明書の内容を十分に理解する必要があります
  • これらの技術を身に付けるためには、トレーニングが必要です
  • これらの技術を自身で実践する前に、使用方法を熟知していて責任能力のある人に相談してください

 

photo: (C) Lafouche
ロープクライミングのシステムのセット

1 – ロッキングカラビナで『タイブロック』をセットします。スリングの末端にノットを作りカラビナにクリップします。このスリングがフットループになります。スリングのノットの上側にクイックドローをクリップします。スリングの長さは、登る際に立ち上がることができるように調節してください。

 

2 – スリングに立ち込んでクイックドローをハーネスにクリップします。これでタイインノットのすぐ上の部分でロープをたるませることができます。

 

3 – ロッキングカラビナを使用し、『ルベルソ』をルベルソモードにしてセットし、ロープのたるみをとります。

 

4 – スリングに立ち込んでクイックドローを解除します。ハーネスに体重をかければ、『ルベルソ』に荷重が移ります。

 



ロープクライミング

5 – ロープクライミングを始めます。急ぐ必要はありません。それよりも適度なリズムで登ることが大切です。

注意:クライミング中は『タイブロック』の基部を常に親指でロープに押し付けた状態にしてください。

 

『タイブロック』を上に動かし、スリングに立ちこむと同時に『ルベルソ』の下部のロープを引いてたるみをとります。効率良く登るには、体をロープと平行に保つようにします。ハーネスに体重を移し、たるみをとった手を『ルベルソ』のすぐ下に戻します。この動作を繰り返します。

photo: (C) Lafouche

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注意: こちらに掲載した内容はすべてを網羅するものではありません。取扱説明書、テクニカルマニュアルもご参照ください。技術的なトレーニングも必ず行ってください。