『アイディ S』を使用した150 kg – 250 kg のロワーダウン

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荷重が 150 kg を超えると、下降のコントロールが難しくなります。制動を調節するための技術的な対策を取ることを推奨します。

警告

  • 以下の補足情報を読む前に取扱説明書をよく読んでください
  • ここで紹介する技術を使用する前に、取扱説明書の内容を十分に理解する必要があります
  • これらの技術を身に付けるためには、トレーニングが必要です
  • これらの技術を自身で実践する前に、使用方法を熟知していて責任能力のある人に相談してください

下降のコントロールを難しくする要因

  • 荷重の増加
  • 使用する『アイディ』の摩耗状態
  • 使用するロープの直径および状態 (新しいロープは滑りやすい傾向があります)
  • 下降の速度
  • システム内の摩擦: ロープがディレクショナルアンカーを通っている場合、荷重が直接吊り下がっているよりも多くの摩擦を生じます

制動を調節するための技術:

  • 直径 10.5 mm 以上のロープを使用する
  • 2人で操作する
  • ブレーキ用カラビナにイタリアン (ミュンター) ヒッチを作る

厳しい状況下においては、これら3つの全てを組み合わせて使用する必要があります。

250 kg の荷重がディレクショナルアンカーを通らずに直接吊り下がっている場合:

状況により、過度の摩擦が操作を難しくする場合があります。その場合、制動を調節する技術の内、2 つだけを使用してください。

250 kg の荷重がディレクショナルアンカーを通って吊り下がっている場合:
ディレクショナルアンカーによって、より制動がかかるようになります。

150 kg の荷重がディレクショナルアンカーを通らずに直接吊り下がっている場合:
荷重が 200 kg 未満の場合、より小さい力で制動することができます。