『アサップ』をハーネスのどのアタッチメントポイントに取り付けるか

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警告

  • 以下の補足情報を読む前に取扱説明書をよく読んでください
  • ここで紹介する技術を使用する前に、取扱説明書の内容を十分に理解する必要があります
  • これらの技術を身に付けるためには、トレーニングが必要です
  • これらの技術を自身で実践する前に、使用方法を熟知していて責任能力のある人に相談してください

『アサップ』をハーネスのどのアタッチメントポイントに取り付けるか

フォールアレストアタッチメントポイント(A)があるハーネスの例:

ハーネスのどのアタッチメントポイントに取り付けるかによって変わるのは以下の点です:
– 作業のしやすさ(『アサップ』とアブソーバーが体の前にあるか後ろにあるか)
– 作業者の自立性(作業者が自分で『アサップ』を取り付けることができるか)
– 墜落が止められた後の姿勢(特に意識がない場合)

02-choix-du-point-de-connexion-ventral

腹部(フォールアレストアタッチメントポイントを持たないシットハーネス)
 
短所:
・腹部アタッチメントポイントはフォールアレストアタッチメントポイント(A)ではない
・作業者が荷物を背負っている場合やハーネスに重い器具等が付いている場合には、体が逆さまになってしまう危険がある

 
 
 
 
03-choix-du-point-de-connexion-sternal

胸部
 
長所:
・吊り下がった時の体勢が楽になる
・救助者が要救助者の体勢を適切な位置に変えやすい

短所:
・『アサップ』が作業者の前(作業スペース)にくるため邪魔になる
 
 
04-choix-du-point-de-connexion-dorsal
背部
 
長所:
・作業スペースの確保が可能

短所:
・吊り下がった時の体勢が楽ではない:腹部と気道が圧迫される
・救助者が要救助者の体勢を適切な位置に変えることが難しい