『アイディ L』の静荷重および動荷重試験

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以下の試験は、現行の規格に適合した新品の器具とロープを使用して、社内施設で行われました。試験結果は、あくまでも参考情報です。器具やロープが使用により摩耗していたり、ロープの種類やモデルが異なったりする場合は、異なる結果が出ることがあります。

警告

  • ・以下の補足情報を読む前に取扱説明書をよく読んでください。ここにある補足情報を理解するには、まず取扱説明書に掲載されている情報を読み、理解する必要があります
  • ・ここで紹介する技術を身に付けるためには適切なトレーニングが必要です。ここで紹介する技術を実践する前に必ず、1人で安全に行う能力があることを上級者に確認してください
  • ・ユーザーの活動に関連した技術例も紹介しています。ここに紹介されていない方法もあります

 

A. 2019 年モデルでの試験

A1: 2019 年モデルでの静荷重試験

異なるロープを使用してゆっくり引く試験。測定値は、器具の中でロープが滑りだした際の荷重です

 

A2: 2019 年モデルでの動荷重試験

墜落を停止する試験は、EN 12841、EN 341、NFPA の認証試験、および例外的な状況をカバーするために、ペツル社が行った試験の中で行われたものです。

注意: ここに掲載された情報は、『アイディ』の使用に関連したもののみであり、実施した試験の全てではありません
EN 12841 認証試験: 支点から 1m のロープ上に設定した器具に、直径 11mm、長さ 1m のダイナミックロープ製ランヤードでおもりを接続し、おもりを 1m 落下させる

 


おもりを使用した NFPA 認証試験

ハーネスを装着したダミーを使用したペツル社追加試験: 器具から長さ 3m 出したロープにダミーを接続し、60cm 落下させる

 

 

B. 過去の試験結果: 2019 年より前のモデルでの試験

B1: 2019 年より前のモデルでの動荷重試験

試験条件:

・器具から出ているロープの長さ: 2m

・おもりの質量: 100kg

ここで紹介する数値は平均値です。数値は使用するロープにより異なります。

 

 

B2: 2019 年より前のモデルでの静荷重試験

試験はゆっくりと荷重を加えて行いました。