ATEX の表示

logo_petzl
 

ATEX の表示は製品および取扱説明書に記載されています。

警告

  • • この技術情報を参照する前に、関連する製品の取扱説明書をよく読んでください。ここにある補足情報を理解するには、まず取扱説明書に掲載されている情報を読み、理解する必要があります
  • • ここで紹介する技術を身に付けるためには適切なトレーニングが必要です。ここで紹介する技術を実践する前に必ず、1人で安全に行う能力があることを上級者に確認してください
  • • ユーザーの活動に関連した技術例も紹介しています。ここに紹介されていない方法もあります

 

マーキングの説明

 

 

この製品は、グループ IIB のガス (例: エチレン) が存在する危険区域ゾーン 1 の地上作業環境で使用するようにデザインされています。製品の表面温度は 85℃ を超えません。そのため、発火温度 85℃ 未満のガスが存在する環境で製品を使用しないように注意する必要があります。

 

ヘッドランプ『ピクサ』 1、2、3 の ATEX の表示の詳細:

 
ATEX の表示は3つのヘッドランプで共通です:

Ex II 3 GD

Ex nA ic IIB T4 Gc

Ex tc IIIC T135° C Dc

  • 全般的な表示: Ex II 3 GD

  II: 地上作業

  3 GD: 使用される危険区域を判断するためのカテゴリー。この場合、ゾーン 2/22 (ガス / 粉塵)
  • ゾーン 2 の保護性能: ガスに対する表示: Ex nA ic IIB T4 Gc

  nA: 火花の発生に対する保護

  ic: 本質安全保護

  IIB : ガスグループ IIB のガスが存在する環境で使用するようにデザイン

  T4: 製品の表面の最高温度が 135℃

  Gc: 標準的な保護レベル
  • ゾーン 22 の保護性能: 粉塵に対する表示: Ex tc IIIC T135° C Dc

  tc: 耐圧防爆

  IIIC: 粉塵グループ IIIC の粉塵が存在する環境で使用するようにデザインされたランプ

  T135°C: 製品の最高温度が 135℃

Dc: 標準的な保護レベル

(1) 保護の例:

 tD: 粉塵の危険に対する電気機器の耐圧防爆構造

 mD: 粉塵の危険に対する電気機器のカプセル構造

 iD: 粉塵の危険に対する電気機器の本質安全防爆構造

 n: ガスの危険に対する電気機器の非発火性防爆構造

 nA: 火花を発生させない (ゾーン 2 または Gc)

 nR: 吸気の制限 (ゾーン 2 または Gc)

 nL: エネルギーの制限 (ゾーン 2 または Gc)

 nC: 密閉された機器 (ゾーン 2 または Gc)

 ma/mb: ガスの危険に対する電気機器のカプセル構造

 c: 電気を用いない構造(例: 機械式)の機器の保護

 ic: ガスの危険に対する電気機器の本質安全防爆構造 (ゾーン 2 または Gc)